革靴好きがコスパについて考える
普通のサラリーマンは革靴にいくら使うのか?
20代の若手時代は安い革靴を1~2足くらいでヘビロテする。
でも30代になると男というものは良いものを身に着けたいと思うようになる。
そこで革靴好きで現在17足保有している社畜歴10年目の俺が高級紳士靴のコスパについて考えてみた。
- 高級靴と言われる3万円以上の靴はコスパがいいのか
- 値段で比較してみた【1万円】VS【3万円】
- 品質で比較してみた【1万円】VS【3万円】
- どれだけいい靴でも手入れをしなければゴミになる
- 本当に10年履けるの?
- どちらを買えばいいの?【1万円】VS【3万円】
高級靴と言われる3万円以上の靴はコスパがいいのか
多くのサラリーマンは革靴を消耗品と考えて、安い靴を購入して履きつぶす。
俺もそうだったけど、とあることがきっかけでスコッチグレインの革靴を購入してどっぷりハマってしまった。
じゃあ実際のところ、安物と比べて3万円以上の革靴はコスパがいいのかって話なんだけど、
結論を言うと、
「靴を大切に履く人はコスパがいい、メンテとか無理って人は安物でいい」
これが今の答えだ。
値段で比較してみた【1万円】VS【3万円】
1万円の勝ち
10年履いた時のめちゃくちゃ単純なモデルを以下に示す。
1万円 | 3万円×3足ローテ | ||
1年目 | 10,000 | 90,000 | 新品×3足 |
2年目 | 10,000 | ||
3年目 | 10,000 | ||
4年目 | 10,000 | ||
5年目 | 10,000 | 30,000 | 修理 |
6年目 | 10,000 | ||
7年目 | 10,000 | ||
8年目 | 10,000 | ||
9年目 | 10,000 | 30,000 | 修理 |
10年目 | 10,000 | ||
計 | 100,000 | 150,000 |
- 1万円の靴は1足を履き続け、毎年買い換える
- 3万円の靴は3足を10年間履き続け、3年に修理をする。
ちなみに3万円の靴は15万円の費用としたが実際はもう少し掛かる。
靴は毎日のように履くものだから、思わぬ故障に見舞われることもあるし、
手入れも必要になってくる。
駅のエスカレーターで前に立っている人かかとを見たことがあるだろうか。
削れまくって平行に保てていない靴の人がたまにいるが、本来はかかとの修理が必要だ。
これらの修理費も考慮すると実際はもっと費用はかかる。
品質で比較してみた【1万円】VS【3万円】
3万円の圧勝
1万円以下と3万円の革靴では品質がまるで違う。
そういった高品質の革靴を手入れして大切に履くことに価値を感じられるかどうかが選定基準なんだと思う。
質の高いアイテムを身に着けることで満足感も得られることができる。
どれだけいい靴でも手入れをしなければゴミになる
- 耐久性は値段と比例しない
- 靴磨きは月に1回
革靴の手入れは一般的に月に一度と言われているが、
どれくらいの人が靴磨きをしているだろうか。
多分クリーム、ブラシ、クリーナーなど靴磨きグッズすら持っていない人の方が多いだろう。
そして10万円、20万円とする革靴はたくさんあるけど、特段頑丈というわけではない。
全くメンテナンスをしなければゴミになる。
本当に10年履けるの?
良い靴は10年、20年と履けるよ!だからコスパ良いよ!
なんて聞いたことがあるが本当だろうか。
いやそりゃ良い靴を大切にメンテナンスしながら履けば持つだろう。
けど普通のサラリーマンは革靴オタクと違って50足とか所有していないし
そもそもメンテナンスすら面倒くさいわけだ。
そんな一般的なサラリーマンが3万円の革靴を10年間履き続けるって、
親の形見とかじゃない限り無理だ。普通に捨てると思う。
どちらを買えばいいの?【1万円】VS【3万円】
価格面だと1万円の勝ちで、品質だと3万円の勝ちなんだけど
結局どちらを買えばいいのか。
結論は、靴を大切に使う人は高級靴を買うべき。
上述した通り靴磨きをしなければどんな高級靴もゴミと化す。
価格だけなら安物に軍配が上がっているならそちらを選択すべき。
高級靴には価格以上のメリットがあると思えるなら是非検討してほしい。